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院長Blog 第四回 その1『切り傷』

2022.08.17

第4回  ケガの種類と対処法(治療)

 

今回は前回アップした形成外科が取り扱う疾患について、

項目ごとに少し詳しく説明していきたいと思います。

 

身近な疾患のケガについてお話します。

 

ケガにもいろいろな種類(切り傷、擦り傷、挫創、打撲傷、刺創、咬傷など)がありますが、

今回はケガの中でも比較的多い『切り傷』を受傷したときの対処法と治療についてお話したいと思います。

早く傷を治すことで、傷跡を少しでもきれいに治すことができます。

 

『切り傷』について

鋭利な刃物(カッターや包丁、ピーラーなど)やガラス片が原因となっていることが多く、

ピーラーでケガをした場合は一部皮膚が欠損してしまうこともしばしば見られます。

特に指を切った場合は、かなりの出血も見られることが多く、

ビックリされる方も多いかと思いますが、慌てずに対処しましょう。

 

左示指切創のイメージ図

 

対処法

① 患部をしっかりと水道水で洗浄しましょう。

 

② 清潔なハンカチやガーゼで患部を上からしっかりと押さえましょう。

  ほとんどの場合は5~10分間程度圧迫することにより、止血することができます。

 

*皮膚が欠損している場合はその部位に絆創膏や、サランラップなどを皮膚欠損部より

少し大きめに貼り、その上からガーゼを当てるようにして

傷面にハンカチやガーゼが固着しないように配慮するとよいでしょう。

剥がれた皮膚が残っている場合はガーゼ等を水に濡らして固く絞ったのち、

剥がれた皮膚を包んで一緒に医療機関に持参しましょう。(場合により処置で使用することがあります。)

 

*浅い傷で出血もすぐに止まっている場合は緊急性がないので、

可能な限り診療時間内に医療機関を受診しましょう。

 

③ 指の場合は患部を圧迫しながら、動きに問題がないか、また受傷した部位より末端の

感覚(しびれ麻痺)に問題がないかを確認しましょう。動きに問題がある場合は腱が

損傷している可能性があります。またしびれや麻痺など感覚に異常がある場合は指の

神経が損傷している可能性があります。この場合は適切な治療が必要になるため、

早めに形成外科や整形外科(できれば手の外科専門医がいる病院)を受診しましょう。

こんな時は要注意!

拍動性の出血がある

・なかなか出血が止まらない

・傷がパックリ開いている

このような場合は早急に医療機関を受診しましょう。

 

治療内容

保存的治療: 浅い傷で出血が止まっている場合は軟膏処置テーピング固定で経過を見るのが一般的です。

外科的治療: 出血の有無にかかわらず、深い傷やぱっくり開いている傷はほとんどの場合縫合処置が必要になります。

       必ずしも縫わないと傷は治らないとは限りませんが、縫わないと、治癒するまでに時間がかかったり、

       将来的に傷跡が目立って残ることもあります。特に傷跡を気にされる方は形成外科を

       受診することをお勧めしております。手の腱や神経が切れている場合はこれら

       も縫合する必要があるので、手の外科の専門医がいる病院での治療をお勧めしております。

 

受傷初期に適切な処置・治療をすることにより、

後遺症を最小限にし、よりきれいに傷を治すことができます。

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