ほくろ(黒子)は、メラニン色素を産生する母斑細胞の増殖によって生じる皮膚の良性腫瘍です。 しかし、ほくろと似た症状を呈する悪性腫瘍も存在しますので、大きくなっているもの、境界が不明瞭なもの、色むらがあるもの、潰瘍(傷)ができてジュクジュクしているものは早めに診察を受けることをお勧めします。
Treatment
治療
ほくろやいぼの部位にもよりますが、5~6mm程度のものはレーザーで切除することも可能です。ただし、小さくても悪性を疑う場合は手術による切除をおこないます。(※複数個同時切除の場合は自費治療になります。)
メスによる切除
1.紡錘形い皮膚を切開します。
2.皮下脂肪の層で病変部を切除します。
3.皮膚の縫合を行います。
レーザーによる切除
炭酸ガスレーザーでホクロを蒸散させて除去します。
深いほくろの場合は再発のリスクがあり、少し痕(陥凹、隆起、色抜けなど)が残ります。