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The Ruby Z1 Nexus(Qルビー)とは
The Ruby Z1 Nexusは、メラニン色素が原因のしみ、あざなどの皮膚疾患治療用Qスイッチルビーレーザー機器です。メラニン色素を含んだ細胞を選択的に破壊し、シミを取り除きます。なのでシミ以外の皮膚にはダメージを与えることなく、安全にシミをとることができます。
レーザー照射時は、皮膚を輪ゴムでパチンと弾かれたような痛みがありますが、照射時間はほんのわずかです。
レーザー照射後、シミはカサブタになり1~2週間ほどではがれ落ちます。
その後1~2か月程度で周辺の肌色となじんでいきます。
ルビーレーザーとは、発信媒体にルビーを使用し、694nmの波長を用いたレーザーであり、色素性疾患に有効です。694nmの波長はメラニンに対する吸収率が高く、ヘモグロビンに対する吸収率は低いため、メラニンや刺青等の色素沈着部位に選択的に吸収され、熱作用を及ぼし色素物質を破壊します。
The Ruby Z1 Nexus(Qルビー)の特徴
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- 高い治療効率を実現
- 個々に合わせた治療が可能
- 治療をよりスピーディに
高い治療効率を実現
ザ・ルビー Z1 Nexusは、高いピークパワーを安定して照射できるように設計されています。
強力なエネルギーは、皮膚の深部へ到達し、深在性色素疾患に反応を示します。
さらに、独自技術のカライドスコープにより、治療効率を高め、トラブルの軽減が期待されます。
トップハット・ビーム
カライドスコープによってエネルギー密度を均等化します。
照射スポット全体に均等なエネルギーを投与することができ、フラットな創面が形成され、良好な創傷治癒が期待できます。
正六角形の照射光
カライドスコープによって形成される正六角形の照射スポットは、重ね射ちや照射もれが少なく、均一な照射を可能にします。これにより、治療効率を高めます。
個々に合わせた治療が可能
Qスイッチパルスとノーマルパルスを搭載
Qスイッチパルスとノーマルパルスの2つのモードを搭載し、表在性から深在性まで個々に合わせた色素性皮膚疾患治療が行なえます。
低フルエンスから高フルエンスまで、幅広い設定
新型のZ1 Nexusは、小児や皮膚の薄い部位などに、2J/cm2から設定が可能です。低出力照射を両立することで、リスクを回避しながらも治療をすることが可能となりました。
また、高フルエンス 10J/cm2まで設定が可能で(Q スイッチ時)エネルギー密度の均一性は変わらず、安定した治療を行うことができます。
治療をよりスピーディに
速い繰り返し周波数
最大 1.75Hz の繰り返し周波数を搭載しています。
大きなスポットサイズ
スッポットサイズ、4mm(10,4m㎡)から最大7mm(31.8m㎡)の大きさまで使い分けることができ、症状に合わせた治療が可能となります。
主な治療対象・適応疾患
- 太田母斑
- 扁平母斑
- 異所性蒙古斑
- カフェオレ斑
- 老人性色素斑(日光色素班)
- 外傷性色素沈着
- 雀卵斑(そばかす)
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
治療詳細
治療期間の目安
1~3ヶ月毎に5~10回の施術をおすすめします。
お悩みや症状によって個人差がありますのでご相談ください。
リスク・副作用・ダウンタイム
副作用
施術中・施術後に赤み(数時間以内で収まる軽度の状態)、まれに色素沈着や腫れ、熱傷、色素脱出が起こる可能性があります。体質により、ケロイド、瘢痕が起こる場合があります。
ダウンタイム
当日は火傷のようなヒリヒリとした痛みを感じます。照射部位には次第に赤黒いかさぶたとなります。
1~2週間は保護テープを貼って頂きます。
メイク
保護テープの上からメイクが可能です。
洗顔・入浴・シャワー
保護テープの上から、洗顔、シャワーが可能です。照射部を強くこすらないようにしてください。
アフターケア
照射した部位がかさぶたになりますが、一週間程度で自然にはがれますので無理にはがさないようにしてください。基本的にテープ保護が必要になります。
個人差はありますが、照射後に一過性の炎症後色素沈着により、しみが再び濃くなったように見える事があります。通常3~6ヶ月程度で自然に薄くなっていきます。
皮膚が肌色に落ち着くまでの間は、日焼け止めを使用することをおすすめします。治療後強い日焼けをすることで色素沈着を起こす可能性があるので注意が必要です。