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- 生まれつきの変形
こんなことでお悩みではありませんか?
- 耳の形が他の人と異なり、コンプレックスに感じている
- 生まれつきの耳の変形で、他人の視線が気になる
- 臍ヘルニアのせいで、ファッションが楽しめない
- 陥没乳頭で授乳が困難(または不安がある)
- 生まれつきの変形により、日常生活やスポーツに制限を感じている
- 子供が耳の変形でいじめられないか心配
- 手術による改善を考えているが、どのような方法があるのか知りたい
など
このようなことでお悩みでしたら、堺市の橋本形成外科・美容皮膚科へご相談ください。
耳介の変形、臍ヘルニア・臍突出、陥没乳頭などの生まれつきの変形への治療を行っています。
耳介の変形
耳介の変形とは?
耳介の変形とは、形状や大きさ、位置など、耳の外見に関する一連の変形を指します。
比較的多い耳介の変形に「埋没耳(袋耳)」というものがあり、これは耳介の上半が側頭部の皮膚に埋もれた状態です。指でつまんで引っ張り上げることができますが、指を離すと元に戻ってしまいます。両方の耳に見られることもあります。耳の後面にある筋肉が影響していると言われています。
その他、正面から見ると耳が大きく見える立ち耳、耳の上部が垂れて折れ曲がった垂れ耳や折れ耳、耳の上部がとがったスタール耳などがあります。眼鏡やマスクをかけにくいこともあり、この場合は手術の適応となります。
耳介の変形の治療
装具による矯正
1歳未満の乳幼児では、耳の形状を整えるための装具を用いた矯正で改善する場合があります。
手術
装具による矯正で改善が見られない場合や、より複雑な変形に対しては手術が適応となります。
就学前後に手術を行うことが一般的ですが、患者様の年齢や変形の程度に応じて適切な時期を決定します。
臍ヘルニア・臍突出
臍ヘルニア・臍突出とは?
臍突出は、生まれつきまたは後天的な要因で臍(へそ)が突出した状態です。
臍ヘルニアは、臍輪(へその緒が繋がっていた部分)が完全に閉鎖されておらず、脂肪や腸がはみ出している状態です。大きく「臍ヘルニア」と「臍帯ヘルニア」に分けられ、前者は主に出生後の臍の形成過程で腹部の筋肉の間に小さな開口部(ヘルニア門)が残り、腹腔内の組織や臓器がその開口部を通じて突出することで発生します。一方、臍帯ヘルニアは、胎児期の腹壁の閉鎖不全により発生します。
臍形成手術は臍ヘルニアの修正を行うもので、成長とともに腹直筋などがしっかりと形成されてくると改善することもあり、幼少時での手術はおすすめしておりません。
臍ヘルニア・臍突出の治療
臍ヘルニアと臍突出では形態が若干異なるため、治療方法も少し変わります。
臍突出は機能的には障害がないため、整容面での治療になります。
臍ヘルニアはヘルニア門が開いており、機能面にも影響を及ぼすことがありますので、手術の適応となります。
軽症のものであれば1歳くらいまでに自然治癒が期待できるため、それ以降が手術時期となります。
陥没乳頭
陥没乳頭とは?
陥没乳頭は、乳頭が外側に突出せず、乳輪の内側に陥没した状態を言います。美容・整容上の問題だけでなく、女性の場合、授乳困難を招く恐れがあります。
陥没乳頭は、構造的な問題や先天的な要因によって引き起こされることが多く、場合によっては炎症や感染の結果として後天的に発生することもあります。
陥没乳頭の治療
持続的吸引
軽度の陥没乳頭に対しては、器具を用いた持続的な吸引により、乳頭を突出させられる場合があります。比較的負担の少ない方法で、手術を避けたい方に適しています。
手術
重度の陥没乳頭や、保存的治療では改善が難しい場合には、外科的手術を行うことがあります。手術では、乳頭の構造を修正し、再陥没を防ぐための処置を行います。