比較的多いもので埋没耳(袋耳)というものがあります。耳介の上半が側頭部の皮膚に埋もれ込んだ状態をいいます。
指でつまんで引っ張り上げることができますが、指をはなすと元に戻ってしまいます。両側性にみられることもあります。耳の後面にある筋肉が影響していると言われています。その他に正面から見ると耳が大きく見える立ち耳、耳の上部が垂れて折れ曲がった垂れ耳や折れ耳、耳の上部がとがったスタール耳などがあります。
メガネやマスクをかけにくいこともあり、この場合は手術の適応になります。
Treatment
治療
1歳未満では装具による矯正で改善することもあります。改善のない場合は必要に応じて手術をおこないます。
(就学前後で手術を検討するのが一般的です。)耳介の形状により、手術方法は様々です。